撮影初日
会場は有明コロシアムの隣、ディファ有明。
アンダーグラウンドの格闘家の「聖地」
アウトサイダーと言う何でもありの格闘技(と言うより喧嘩)が良く行われているのがここ。
私はアマチュアボクシングだったので大学時代はいつも後楽園ホールで試合させてもらってました。
いわば管理・監視・安全面への配慮が徹底された会場と、いつ何が起こってもおかしくないよう牢獄のような会場。
後者は「あゝ荒野」で使われる試合会場としてはピッタリな場所だと思います。
会場に着くと早くも客席はエキストラの方々で埋め尽くされ、試合の空気が作られていました。
「ウォー!!」
「キャー!!」
という観客の声援
「ダウン!」
というレフェリーの叫び声
倒れるボクサー。
ん?観たことある!
・・・でも有名人とかではない。
あれ?どこで会ったっけ?
あいつや!!
オーディションで、マウスピースを吐き出し、のたうち回るシーンを熱演していたオリジナリティあふれる男や!!
あいつ合格してたんやな・・・
やっぱ何か他と違うこと。
「唯一無二」の大切さを学んだ。
あ、そんなことは良いとして(笑)
周りを見渡す・・・
すると、倒れたボクサーの相手のコーナーにはユースケ・サンタマリアさん。
そして映画「冷たい熱帯魚」で最優秀男優賞を獲ったでんでんさん。
このセコンド役のお二方が見つめる視線の先には・・・
いました菅田将暉さん!!
私、前日に予習としまして菅田将暉さん主演の映画「共喰い」を観ていきましたので思わず
「遠馬!!」
と叫びかけました(笑)
準備をするため楽屋に行くとやたらとオーラのある日本人ではない口調の男性が取り巻きの方何名かと談笑。
そして私が挨拶すると、こちらを見て愛くるしい笑顔で会釈をしてくれた。
そう、それが映画「息もできない」で監督と主演を行い、世界中に衝撃を与えた韓国の俳優であり、今回の菅田将暉さんとのW主演のもう一人でもあるヤン・イクチュンさんでした。
私がセコンドをさせていただく方・・・
とりあえず気持ちを落ち着かせるため、以前「ぷっすま」で共演させていただいたことがあるユースケ・サンタマリアさんが楽屋に帰ってくるのを待ち
「覚えてますか?」
からの談笑。
まあ良く考えたら、何も緊張することはない。
普段やっているボクシングトレーナーをそのままやればいいだけ。
ユースケさんの空気感はちょい役のくせに無駄に緊張する私の肩の荷を一気に下ろしてくださりました。
続きはまた