正月の箱根駅伝は記録ラッシュでした。
優勝した青学は、過去の記録を大幅に塗り替える勝利。
その大きな要因と言えるのがシューズ。
今大会は210中178人(84.7%)がナイキを履いて出走した。
箱根駅伝ランナーにおけるナイキのシェア率は前々回が27.6%で前回が41.3%。今回はさらに倍増したことになります。
このナイキのシューズというのがすぐれもので
簡単に説明すると、アフリカなどのマラソン大国のランナーの走法は着地の際、つま先から地面に着くフォアフット走法。
一方、日本人に多いのはかかとから地面に着くヒールストライク走法。
真ん中あたりで付くのがミドルフット走法。
日本人の柔軟性、筋力でも自然にフォアフット走法で走れるシューズ。
それが箱根駅伝を席巻したNIKEのシューズというわけです!
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ちなみに今回の箱根駅伝でも大活躍したナイキの厚底シューズは、
『ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%』というモデルで、昨年7月に一般発売されたそうです。
『ズーム ヴェイパーフライ 4%』と比べて、ミッドソールのフロント部分が4mm、ヒール部分が1mm厚くなり、フォームが全体で15%増量したことで、エネルギーリターン(反発力)がアップ。
オフセット(前足部と踵の厚さの差)を11mmから8mmに抑えたことで、安定感が高まったとのこと。
怪我予防にも力を入れているのが伺えます。
ここで注意していただきたいのが、一般のシューズで無理してフォアフット走法を行うこと。
おそらく日本人の腸腰筋まわりの筋力では下半身前面の圧に膝や足関節が耐えることができずにすぐに痛めてしまうと思います。
くれぐれも話題に簡単に乗るのではなく、自分にあった走り方を研究しましょう!!
箱根がゴールではないですから。
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One Reply to “箱根駅伝で話題のNIKEシューズは履くな”