突然ですが・・・
お身体をよくするために整体や接骨院やマッサージなどにかよわれている方がたくさんおられると思いますが、本当にご自分のお身体に合っているというなら結構なのですが、
「断り切れなくて・・・」
というのも実際あると思います。
断り切れなくて何万円もする回数券を買ってしまった、なんていうのは本当にもったいないですし、それはこういったリラクゼーション業界のためにも回避すべきことであるので、私が調べた範囲のせまい知識ではあるのですが、頭の片隅に残しておいてもらえれば今後こういった勧誘をされたときに冷静に対処できると思います。
彼らがおこなっている手法を『コールドリーディング』と言います。
「即興で読み取る」みたいな意味ですね
(誰しもがわかっていてやってるわけではないと思うのですが)
コールドリーディングの具体的なテクニック
1「相手に協力を求める」
コールドリーディングは協力を求める事から始まります。
「ぼんやりと見えます。あなたの協力があれば、より明確になるのですが」
といった感じで、協力すればもっと効果が出ることを相手に告げます。
そして、相手から情報を引き出そうとするのです。
ちなみに、この時点では、相手の情報を何もわかっていません。なので、占い師が予言しようとしてもそれはあてにならないでしょう。
2「誰にでも当てはまりそうな質問を」
そこで、誰にでも当てはまりそうなことを質問します。これは、バーナム効果・フォアラー効果と呼ばれるもの。
例えば、「あなたは、失敗してしまった時、深く落ち込んでしまうようですね。どうでしょうか?」といった感じで。
こういった「はい」と答えざるを得ない質問で、相手に「この人は私の性格を理解している」と思わせる事ができるんです。
バーナム効果を使った質問
こうした質問は、他にもあります。以下に例を挙げておきますね。
・「あなたは誰かに批判されると、落ち込んでしまうところがあるようです」
・「いつもは冷静でありながら、いざという時には情熱をもって取り組める方ですね」
・「優柔不断なところもありながら、決めたら迷わず突き進めるタイプですね」
・「好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと好みがあるタイプですね」
対極の意味になる言葉を使うと、簡単に誰にでもあてはまる質問が作れます。
3「相手の反応をヒントに」
このように質問すると、相手は勝手に「そうなんですよ。実は〜で…」と具体的なエピソードを話し始めます。
これをネタにして、どんどん相手に質問して、情報を引き出していきます。
そしてこの時は、「相手の仕草や表情」に注目することも大事です。それによってその後の対応が変わってくるんですよ。
例えば、相手が眉をひそめたら、それは聞かれたくないことなのです。なので、他の話を振っていきましょう。
そうすれば、相手に気持ちよく話してもらえます。
4「最終的なゴールへ」
このように、テクニックを利用して、相手に「この人はすごい」と思わせれば成功です。
相手は、「そんなにしゃべっていないのに性格を見抜かれてしまった」とあなたを尊敬するようになります。
この段階まできたら、自分の言うことを信じてもらいやすくなりますし、お願いを聞いてもらいやすくなるのです。
そして、これが仕事や恋愛で役立つのです。
5「イエスセット」で納得させる
どう使うかと言うと、「イエスセット」と組み合わせるのです。
これは、とにかく相手に「イエス」と言わせて、最終的に自分のお願いにも「イエス」といわせる手法。(例:買ってください、ご飯行きましょう)
例えば、こんな感じ。食材の訪問販売において。
1. 今日も暑い天気ですね。
はい(イエス)。
2. こんなに暑いと気が滅入っていきますよね。
そうですね(イエス)。
3. これだけ暑いのでスッキリした気分になりたいのではないですか?(当たり前の質問)
そうですね(イエス)。
4. ウチでそういった気分になれる飲み物を売ってるんですが、一度試飲してみませんか?
じゃあ、そうしようかな(イエス)
5. どうですか?おいしいですよね?
そうですね。スッキリします(イエス)
6. おひとついかがですか?
そうだね、1つもらおうかな(イエス)
このように、人間は「イエス」と言い続けると、その後も「イエス」と言いたくなってしまうんです。
このように、コールドリーディングとイエスセットの組み合わせで簡単に営業ができてしまうんですね。
イエスセットを恋愛に応用する
これは恋愛にも応用できるそうです。例えば、街コンにて。(「僕は愛を証明しようと思う」で使われていた手法)
コールドリーディングを恋愛に活用する
どんな質問でもいいので「イエス」と言わせていると、相手が応じやすくなるんですね。
コールドリーディングを恋愛に活用する
このように、コールドリーディングの「ぼんやりした質問での導入」と「イエスセット」はすごい組み合わせなのです。
6「ダブルバインドで強制的に選ばせる」
最後のテクニックがダブルバインド。これは、二択を提示してどちらかを強制的に選ばせる手法。
一般的に、相手に意思を聞くときは「この商品、ほしいですか?」のように聞いてしまいます。しかし、それだと「ほしくない」とも言えてしまうわけです。
しかし、「商品Aと商品B、どっちがほしいですか?」だと、必ずどちらかを選ばなくてはならないのです。
これは、アポ取りなどでも使えます。
「3日と6日、どっちがいいですか?」で日程調整を
「いつがお日にちよろしいでしょうか?」ではなく、「3日と6日、どちらがご都合よろしいでしょうか?」だと、アポを取れる確率は上がります。
これは、社内のミーティング調整でも使えますよね。
相手も「いつがいいですか?」よりも「どっちがいいですか?」で選択肢を絞ってもらったほうが、選びやすくなります。
なので、あえて二択にすることも、人を動かすために有効なんですね。
ぜひお役に立ててみてください!
そしてこういった接客・勧誘にくれぐれもお気を付けください!!
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ー山田BODYー
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