お酒で顔が赤くなるのは良いこと?悪いこと?

お客様からワイン頂きました!!

いつもホントに感謝です。

ただ、わたしも妻もお酒があまり得意ではないので大好きなのですがなかなか減らず・・・

ぜひ我が家へ遊びに来てください(笑)



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お酒アナタは強い?弱い?

世の中にはお酒を飲んで赤くなる人と、赤くならない人の2通りのタイプがあります。

ビールをグラスに半分飲んだだけで、真っ赤になる方もいますね。

「あたし、血行がいいのー」

なんて言ってる女性よく見かけませんか?

かたや男性だと

「おまえ酒弱いなー」

なんて上司から詰められたりしますね。

果たして本当にお酒に強い、弱いだけの問題なのでしょうか??
顔が赤くなる人、ならない人との差は一体なんなのでしょう?
実は酒の強弱と、顔が赤くなる、ならないは必ずしも一致しないのです!!

顔が赤くなるのは、もしかしたら体から発信される何らかのサインなのではないのか? 

ということで
東京アルコール医療総合センターの先生のお話がらこちら。
「お酒を飲んで顔が赤くなり、さらには血圧が上がったり、冷や汗をかく、動悸がするなど、複合的な症状を『フラッシャー』と呼びます。顔が赤くなるのは、体内でアルコールが代謝される際に発生するアセトアルデヒドの毒性が大きな原因です」

とのこと。
ん?毒性!?
「アセトアルデヒドの作用で、顔などの毛細血管が拡張されることで顔などが赤くなります。さらに、アセトアルデヒドは交感神経の刺激作用がとても強力です。これにより脈拍が上がり、その結果として、血圧が上がり、冷や汗が出る、筋肉が緊張するなどの症状が引き起こされるのです。これがフラッシャーの原因です。
さらにアルコール本来が持つ血流を促す作用も手伝って、顔の赤さが助長されるというわけです」

・・・こわ!!
「あたし、血行がいいのー!ウフフ」

なんて言ってる場合じゃないですよ!
二日酔いの原因ともなる、アセトアルデヒドが、
顔が赤くなる原因を握っていたのですね。

ちなみにフラッシャー状態が慢性化し、
鼻や頬の一部が飲んでいないときでも赤くなる症状を「酒さ」(しゅさ)と呼ぶそうです。
ではここで疑問が浮かびますよね?

酒を飲めば、誰もが体内にアセトアルデヒドが発生するのに、なぜ赤くならない人もいるのでしょうか?

こちらも先生のお話
「実は顔が赤くなる、ならない人の差には、アセトアルデヒドを分解する『アセトアルデヒド脱水素酵素』(ALDH)が大きく影響しています。ALDHの1つである『ALDH2』の活性は、その人の遺伝的要素によって決まります。ALDH2の活性には人によって生まれつきの強弱があり、3タイプに分類することができます」

とのこと。



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少し難しくなってきましたが・・・

「体内に入ったアルコールの約9割は肝臓で代謝される。その際、アルコール脱水素酵素によって、アルコール(エタノール)はアセトアルデヒドに分解。その後、『アセトアルデヒド脱水素酵素』により、アセトアルデヒドは無毒な酢酸になり、肝臓から排出される。このALDHのうち、ALDH1とALDH3は、個人差が少ないが、ALDH2は個人差が非常に大きく、その差が酒に強いか弱いかを決めるカギを握っているのだ。」

ここできちんと3タイプの違いを知っておきましょう!
まず、ALDH2が安定で正常な動きをするのが「活性型(NN型)」
両親から、分解能力が高いとされるN型を受け継いだ人だ。自他ともに認める酒豪で、酒を飲んでも赤くならないノンフラッシャーがほとんど。

2つ目は「不活性型(ND型、低活性型と呼ぶ場合もある)」。分解能力が高いN型と、
分解能力が低下したD型をそれぞれ引き継いだタイプで、まったく飲めなくはないが、基本的には酒に弱くなる。普段からアルコールに親しんでない場合、顔も赤くなりやすい。
3つ目はALDH2が完全に失活した「失活型(DD型)」。両親からD型を引き継いだタイプ。酒に弱いどころか、まったく飲めないといったほうが正しく、ほとんどの場合がフラッシャー。奈良漬けを食べた程度でも真っ赤になってしまうのがこのタイプ。
ちなみに、日本人などの黄色人種の場合、活性型は50%程度、

不活性型が40%程度で、失活型が10%程度となっています。
一方、白人や黒人はほぼ100%が活性型。

そりゃ、外国人の集団が街中をアルコール片手にワイワイ騒いでるのも頷ける。
日本と違って「酒に酔った男が女性にみだらな〜」みたいなニュースが少ないのかな?。



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とにかく、酒の強弱が顔色に出るかどうかは個人差があるということです!

顔色に関係なくヤバイやつはヤバイ。

なので、今後我々が気をつけるべきことは・・・

活性型の方はお酒に強い分、多量飲酒が常習化しやすいのでアルコール依存症に陥りやすい傾向にあるということ!!

失活型の方はともすれば重篤な状態になるので、お酒を無理強いするのは厳禁。
酒席のノリでお酒を勧められても、「飲めません!」とはっきり辞退しましょう!

また失活型で、ノンフラッシャーの方もいますので、顔が赤くならないからといって、お酒を飲ませると急性アルコール中毒など、重篤な症状に陥る。
先生いわく
「3つのタイプの中で一番注意すべきは不活性型」だということです!

「中でも注意しなくてはいけないのは、不活性型でほどほどにお酒が飲める方です。こういうタイプは『お酒は鍛えることで強くなる』を体現した方です。もともとALDH2活性が低く、アルコールには弱いのに、アルコールを飲み続け、アルコール代謝を繰り返すうちに、ALDH2の活性が徐々に高くなるのです。つまり、こういう方は、飲み続けることでアルコール耐性がアップしている状態にあります。不活性型でも恒常的な飲酒を続けることによっても、酵素誘導が起こり、アルコールの分解能力が高まるので、顔も赤くなりにくくなる

とのこと。

活性型
はお酒に強い分、多量飲酒が常習化しやすいのでアルコール依存症に陥りやすい傾向にあるということ。

失活型はともすれば重篤な状態になるので、お酒を無理強いするのは厳禁。
酒席のノリでお酒を勧められても、「飲めません!」とはっきり辞退しましょう!



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「酒に強くなるのなら良いのでは?」

と考えてしまいますが、そんな単純なことではないです!
「もともと不活性型はALDH2の活性が低く、アルコール耐性が弱い。酵素誘導によってアルコール耐性がアップしたとしても、活性型に比べると酒も残りやすく、アセトアルデヒドの毒性に長くさらされるというリスクがあります。それによって咽頭がんや食道がんの罹患率が高くなる傾向が見られます。実際、私が勤務する病院でも、入院中の検査によって、食道がんなどが発見されることがかなりの確率であります」が、そもそも自分が「不活性型」かどうかわからなくては始まらない。

自己判断で活性型と思い込んでいる人も少なくなさそうです。

ALDH2の活性だけでなく、他の病気の罹患リスクや肥満の可能性を知るためにも、
初期投資だと思って遺伝子検査を検討してもよさそうですね!

うちの夫婦は明らかに二人とも不活性型なので今後もたしなむ程度にお酒を楽しみます(笑)

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ー山田BODYー

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