先日、背伸びしまくって六本木ヒルズにあるリッツカールトンカフェに行ってまいりました!!
わたし、大のコーヒー好きでしてそれほど味に詳しいわけではありませんが、巡るのが好きなんです。
そんなコーヒー好きの方には気になる話題
コーヒー摂取と肝がんの発生率との関係について調べた結果を、論文発表されているものがあるということで拝見させていただきました!!
いきなり衝撃の一言が・・・
コーヒーをよく飲んでいる人は肝がんの発生率が低い
調査開始時には、対象者の33%はコーヒーをほとんど飲まず、一方37%はほぼ毎日コーヒーを飲んでいると回答していました。
調査開始から約10年間の追跡期間中に、334名(男性250名、女性84名)が肝がんになりました。
調査開始時のコーヒー摂取頻度により6つのグループに分けて、その後の肝がんの発生率を比較してみました。
※なお、コーヒーをよく飲む人では喫煙者が多い、野菜やお茶の摂取が少ない、男性では飲酒量が少なく、女性では飲酒量が多いなどの傾向がみられ、これらの要因自体が肝がんの発生率と関連する可能性がありますので、あらかじめその影響を考慮して分析しています。
コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、ほぼ毎日飲む人では肝がんの発生率が約半分に減少し、1日の摂取量が増えるほど発生率が低下し、1日5杯以上飲む人では、肝がんの発生率は4分の1にまで低下していました。発生率の低下は男女に関係なく見られていました。
コーヒーを毎日たくさん飲むようにすると肝がんの発生率が低くなるのか?
現在コーヒーをたくさん飲んでいる人からの肝がん発生率が低いというのは、おそらく事実でしょう。
しかしながら、現在よりもコーヒーを多く飲むようにすると肝がんの発生率が低くなるか否かについては、さらなる研究により確認しなければなりません。
特に、肝がんになる人の多くがかかっているウイルス性慢性肝炎や肝硬変などのように肝機能が悪い状態では、カフェインを代謝する機能が障害されるために、コーヒーを飲む量が減るという報告もあり、結果として、あたかもコーヒーをよく飲んでいると肝がんになりにくいかのように見えているだけなのかもしれません。
残念ながら、この研究では、肝炎ウイルスの感染の有無や肝機能に関しての情報がないために、この点を明らかにすることはできません。また、B型かC型の肝炎ウイルスに感染していない人では、肝がんになることはまずありませんので、コーヒーをたくさん飲むことの肝がん予防におけるメリットは、ほとんどないものと思われます。
従って、今後、肝炎ウイルスに感染している人において、コーヒーを摂取することにより肝がんになるのを予防することができるかどうかを明らかにすることが重要だと考えられます。
どうしてコーヒーをよく飲んでいる人で肝がんの発生率が低くなるのかについては、実はまだよくわかっていません。
コーヒーは、炎症を和らげる作用があり、肝炎の進行を防ぐことによって、肝がんを予防するのではないかとも考えられています。また、コーヒーにはクロロゲン酸をはじめとするたくさんの抗酸化物質が含まれており、動物実験などでは、これが肝臓のがん化を防御する方向に働いているという報告があります。一方、コーヒーにはカフェインも多く含まれています。最近、糖尿病などにコーヒーの予防効果が報告され、カフェインによるのではないかと推察されていますが、本研究の分析では、コーヒーと同じくカフェインの多く含まれている緑茶の場合、多く飲んでいる人でも肝がん発生率の低下がほとんど認められなかったことから、カフェインというよりは、コーヒーにのみ含まれている別の成分が関与しているものと思われます。
とのことで、
コーヒーにはまだまだ未知なる可能性が隠れていそう!!
おすすめのカフェあれば教えて下さい!!
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