周りに意外と多い外反母趾。
オシャレシューズや、運動不足が関わっていたりもして、ある意味現代病音も言えますね!
外反母趾
特徴的な症状は足の母指(親指)の先が第2趾(人差し指)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。
その突出部が靴に当たって炎症を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。
一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。
ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。
10歳代に起こるものは母指が人差し指より長かったり、
生まれつき扁平足ぎみであったり、外反母趾になりやすい特徴があります。
最も多い中年期のものは履物に加えて、肥満と筋力低下などによっておこります。健常な足には縦のアーチだけでなく横のアーチがあります。
外反母趾ではこれらのアーチが崩れて扁平足になると、中ほどにある母指の中足骨が扇状に内側に開き、それから先の指は逆に靴で外側に圧迫されておこります。
診断変形は見た目に明らかで、痛みの程度が問題になり、母指の飛び出しを指で押すと痛む、靴を履いたときに痛む、靴を脱いでも痛むなどに分けられます。靴を脱いでも常時痛むようになると手術が必要になります。
予防と治療
母指のつけ根はフィットして先はゆったりとした履物を選びます。
足の指のすべてを開く(グ、チョキ、パー)ような、外反母趾体操を毎日行います。
外反母趾の手術
外反母趾の手術法にはいろいろありますが、最も一般的なのは中足骨を骨切りして矯正する方法で、変形の進行の程度により方法を選んで行っています。
手術は腰椎麻酔か局所麻酔下に1時間以内で、翌日から歩行が可能です。従来の靴が履けるようになるのには2ヵ月間ほどかかるとのことです。
いかがでしたか??
たかが外反母趾・されど外反母趾。
バランスの乱れが二次災害にもつながりますのでくれぐれも注意していただき、
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ー山田BODYー
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