本日のお仕事はTBSで終了。
あ、収録とかじゃないです。ストレッチ
いつも感謝です。
さて、今夜はわたしが施術で意識していることの一つをお伝えしたいと思います。
よくこちらのブログには書かせていただくのですが
「痛い部位に触れるのはストレッチじゃない」
ということです。
ん?
と思わないでください。
例えば「腰が痛い」とおっしゃるお客様の腰を動かしたらもっと痛くなるに決まっている。
それなのに、知識がないがために「うーん。これはどうですか?」
とか言いながら、結構痛い部分に触れる先生多くありません??
わたしの理念は「お客様の人生を良くする」なので、スタジオに来てくださっている時間以外の生活を重要視しております。
なので、お客様に痛みが来ている原因をお伝えしながら、痛みをとることはもちろん
ご自身でおこなえるケア方法をお伝えし、自宅でも職場でもそれをおこなう。
すると次第に意識が高まる!!
すると痛みが取れたあと、再び同じ痛みが起こることが少なくなる。
という流れです。
例えば、
左肩がご本人曰く「五十肩」のお客様がおられました。
一般的に五十肩を言われているのは「肩関節周囲炎」と言い、主な原因としては胸郭周りの柔軟性低下により肩関節の周囲の可動域に制限がかかり炎症が起きます。
これは「現代病」とも言われ、四十肩・五十肩どころか三十代の人にも起きている疾患です。
主に多い原因がパソコンです。
なぜPCが肩関節周囲炎の原因か?
ここで、まずわたしは「指」から考えます。
指・手首を屈曲(つかむ方向に曲げる)させる際に使う筋肉「長掌筋」
そして、キーボードを打つときの手首は回内(親指側に手首をねじった)状態。
この際につかうのが「円回内筋」
そして親指を屈筋させる際につかう「長母指屈筋」
画像出典「Rehatora」様
これら3つの筋肉を緩めることから始めると無理な負荷をかけることなく、
指→手首→前腕→胸→胸郭→首回り→肩周り(例)
といった具合に肩関節周囲炎で悩むお客様に痛みを与えることなくケアができます。
セルフケアも同様に、日々酷使した指をケアすることから始めるようお伝えします。
最後に
今回は少し、同業者の方向けの記事みたいになりましたが、お客様目線としましては
先生を見極めるときに気を付ける点として、『全体図を観ない先生は×』と考えてほぼ間違いないかと思います。
なぜなら痛い部位だけを見て原因・再発予防の方法などを一緒に考えることはできませんからね。
なんでもご質問くださいね!!
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◆著者◆
パーソナルストレッチトレーナー・芸人・元プロボクサー
山田BODY
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