コロナワクチン接種をしたというお客様が増えてまいりました。
ただ、まだの方もたくさんおられます。
どうか気を緩めずコロナ禍を乗り越えましょう!
「少し外出をしようかな~」という方も増えてきたようで吉祥寺の町もにぎやかになってまいりました。
自粛期間になまった体を動かそうという気持ちはとてもいいと思うのですが、ここでご高齢者の方に特に気を付けていただきたいのは、「転倒」です。
厚生労働省の調査では、寝たきり(要介護5)になる原因の1位は脳卒中、2位が認知症、「転倒による骨折」が3位で続いております。
この転倒による骨折の原因としまして、大きい理由が
下半身の筋力不足による骨盤前傾。
骨盤が前に傾くことにより足が上がりづらく、つまずきやすくなります。
→骨盤前傾の理由といたしまして、お尻・裏ももの筋力不足が大きいです。
「スクワット」は推奨するトレーニングなのですが、ご高齢の方はご自身の体重をすべて支えるためお膝にかかる負担がものすごく大きいです。
そこでお膝への負担を最小限に抑え、お尻・裏ももを鍛えるための「ご高齢者がやっても危なくないスクワット」を3つご用意しました。
☆1つ目
- イスの背もたれに手を置き直立。この際、足の指をすべて浮かせる(そうすることで下半身後部に体重がかかりやすくなる)
- お膝を曲げてゆく。この時にお尻・裏ももに負荷がかかっていることを確認。
この際、お膝がつま先より前に出ないよう気を付ける(お膝が前に出てしまうとお膝に負担がかかってしまい、このスクワットの目的が果たせないため)
5回ほどおこないましょう
※腰を反らさない。少しお腹に力を入れると尚良いです。
☆2つ目
- イスの横に立ち、片手をイスの背もたれに置きます
- 片方の足を後ろに下げその足に体重を預ける
③体重をあずけた足のつま先で蹴り上げて元の直立に戻ります。(この際にお尻と裏ももに負荷がかかっていることを確認してください)
各5回ほどおこないましょう
※前の膝に負担がかからないよう注意しましょう。あくまで後ろの足で蹴ることが大切です。
☆3つ目
- 仰向けで寝て膝を曲げかかとのみを付けます(かかとのみを付けることで後部に負荷がかかりやすくなり、お膝への負担が減ります)
- お尻をきゅっと引き締めることでお尻を浮かせましょう(この際にお尻と裏ももに負荷を感じてください)
10回ほどおこないましょう
※腰を痛める恐れがあるため腰を反らないよう気を付けてください。
以上です。
どの運動も1つ1つの動きに勢いを使わず、ゆっくりとおこなってください。
伸張性収縮・短縮性収縮といい、筋肉を伸ばす際も縮める際もどちらもトレーニングになり
そして何より、ゆっくりおこなうことでお膝への負担を軽減させます。
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●新型コロナウイルス感染予防策実施
トレーナーの検温・毎施術前後の手洗いうがい・アルコール除菌・マスク着用・換気(窓開け、換気扇の使用)・ベッド、マクラ、机、椅子等の完全除菌・タオル、ジャージ等の全入れ替え・毎回お客様見送り後の室内清掃etc…
ウイルス対策徹底しておりますのでご安心いただければと思います。
もしご質問などありましたらおっしゃってくださいね。
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◆著者◆
パーソナルストレッチトレーナー・芸人・元プロボクサー
山田BODY
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