ピッチ走法とストライド走法
ランナーの走り方は大きく二つに分けられ、このピッチ走法とストライド走法はお聞きになったことがあると思います。
ピッチ走法は歩幅は小さめで、歩数を多くとる走り方で、最大のメリットは筋肉や関節への負担が軽いことです。
基本的に日本人の体形にはピッチ走法が向いていると言われます。
また、十分な筋力が備わっていない初級ランナーの方も、ピッチ走法が向いていると言えます。
一方、ストライド走法は歩数は少なめで、歩幅を大きくとる走り方です。
スピードが出しやすいという長所があります。
ストライド走法に使う大腰筋の太さが日本人の3倍あると言われる黒人選手は短距離も長距離もしなやかにストライド走法をおこなう姿が見受けられますね。
よって、陸上で日本人選手が世界一になるということは恐ろしく難しいことです。
筋肉の質が違いますからね。
そんな根本を覆しつつある昨今の日本人選手の活躍には感動すら覚えます。
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では他の競技は?
例えばボクシングで観てみましょう。
黒人選手の大腰筋が強く下半身の蹴りが強い。
いわゆる踏み込みが強い「ストライドな攻め」をしてくるからかなわないのか?
いえそんなことはありません。
ここがボクシングの面白いところで、「ピッチな攻め」をすれば筋肉の質がそもそもが違う黒人選手にも勝てるんです。
山中慎介VSモレノはわかりやすい例ですね👇
ストライドな攻めをピッチでねじ伏せる。
これこそ筋肉の質どうこうではなくなる最善の戦い方であると思います。
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このピッチ戦術の頂上がロマチェンコではないでしょうか?👇
強い一発は持っているのですが、あえて一撃を狙いには行きません。
先日WBSS決勝で井上尚弥選手がドネアから9Rにもらったカウンターは井上尚弥選手が左ストレートを打つ瞬間にガードが一瞬おろそかになるというハードパンチャーにありがちな隙を狙われたものです。
よって、現時点でロマチェンコと井上尚弥選手が戦うことがもしあれば、ステップの差で尚弥選手は危ういのではないでしょうか?
ボクシングでピッチな攻めを突き通すにはやはり体幹
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こちら4回戦ボクサーの方々の試合ですが、体幹がブレブレになってしまっているために前後左右のスムーズな移動ができずクリンチの応酬になってしまいます。
先述しましたチャンピオンたちの動画と見比べてみてください。
あらためて体幹の重要性を感じ、『体幹を制する者はスポーツを制する』のだと思います。
最後に日本サッカー界のカリスマ。
「体幹」関連の本まで出しておられる長友選手の「ピッチの究極」のサッカープレーをご覧ください!👇
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