筋トレしたらお酒は飲むな!のワケ

2019年8月17日 1 投稿者: body00

私のお客様は女性4割・男性6割

中でも男性はアラフォー・アラフィフの方がほとんど。

いわゆる『四・五十肩世代』です!(え?そんな世代ない?笑)

その男性たちはたいがい仕事帰りにジムに訪れ
「この後飲みにいくんです!」

と嬉しそうにトレーニングやストレッチ、ボクシングをされます。

もしかしてこの方たち、
健康のためというより酒が美味しくなるために頑張ってる??

と感じることもしばしば・・・

そんな中でパーソナルトレーナーである私山田BODYが酒好きの皆様に警鐘を鳴らしたいと思います!

筋トレ後の飲酒はトレーニング効果を台無しにする?

率直に筋トレ後の飲酒はできるだけ控えるのがベストです。

身体に強い負荷をかける筋トレ。
それだけに筋トレ後のお酒は格別に美味しく感じるという方は多いのではないでしょうか。
しかし「飲酒によって望むような筋トレ効果が出なくなるので控えるべき」と警告するトレーナーは多く、「オンシーズンの時はお酒を一滴も飲まない」というプロアスリートが多いのも事実です。

今回はお酒が体内で代謝されるプロセスなど基本的なことを解説しつつ、筋トレ後の飲酒が身体に与える影響について紹介していきます!!

結論からいうと、筋肉の強化や大会での結果にこだわりたいのであれば、筋トレ後の飲酒(もしくはオンシーズン中の飲酒)は控えることをおすすめします。多くの研究により、飲酒によって筋トレ効果に悪影響が出る可能性があることはすでに分かっているからです。

酒好きの山田BODYも筋トレで追い込んだ日は禁酒にしております。
山田BODY質問メール

お酒はどのように代謝されるの?

そもそもお酒(アルコール)は体内でどのような経路をたどって排出されるのでしょうか

アルコールは体内に入ると、胃や腸から血液に吸収され、肝臓へと運ばれます。ここでアルコールのおよそ9割が、ADHという酵素によってアセトアルデヒドと呼ばれる成分に代謝されます。
このアセトアルデヒドこそが、お酒による酔いや吐き気、頭痛の原因なのです。有害なアセトアルデヒドは肝臓内の酵素、ALDH2により、酢酸に変わります。この酢酸が再度血液に流れ出し、最終的には尿となって体外に排出されます。(摂取したアルコールの一部は汗や呼吸によっても排出されます。)

身体にとっては異物であるアルコールを代謝し、体外に排出する際に身体(特に肝臓)がフル稼働し、多くのエネルギーや、本来筋肉に届くはずの栄養分を消費してしまう。


お酒への耐性は個人差がある

それでは、いわゆる「お酒に強い人」と「お酒に弱い人」は何が違うのでしょうか?先ほど説明した、肝臓内にあるアルコールを代謝する酵素の量や活性速度が、お酒への耐性に関わってきます。

一般的に日本人の4割ほどはアルコールを代謝する酵素の働きが欧米人に比べ、弱いことが分かっています。また、性別や年齢、体格によってもお酒への耐性は大きく変わってきます。

飲酒は筋トレの効果を下げる、と一般的にはいわれてはいるものの、必ずしも全ての人に当てはまるわけではないのは、上記のようにアルコール代謝能力の個人差が大きいためです。人によっては、筋トレ後にお酒をたくさん飲んでいても、筋肉の増加量やパフォーマンスに差が出ないケースもあります。

もし、「自分はお酒に弱い」という自覚がある場合は筋トレ後に飲酒をすると大きな負荷がかかる可能性があるので、避けるのが賢明でしょう。

しかし、いくらお酒に強い人であっても、身体に負担をかけていることには変わりありませんし、お酒によって肝疾患やその他の病気を引き起こすリスクを高めることは科学的に分かっています。そのため、筋トレの成果を高め、健康的な身体を目指すのであれば、筋トレ後のお酒は控えるか、適量に抑えるようにしましょう。

※厚生労働省は、1日の飲酒量が男性で40g以上、女性で20g以上になると生活習慣病のリスクが高まると指摘しています 。ただし、これはあくまで病気になるリスクが高まる飲酒量で、個人差も大きいため、目安として考えるようにしましょう。



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お酒が筋トレ後の身体に与える影響

それでは、次にお酒が筋トレをした後の身体に与える影響について具体的にみてみましょう。

●男性ホルモンの分泌を妨げる

男性ホルモンのテストステロンは筋肉と密接な関わりがあります。アルコールを多量摂取すると、テストステロンの分泌が阻害される可能性があることが指摘されています。

●超回復が遅くなる

肝臓がアルコールを代謝する際に、たんぱく質を消費してしまいます。そのため、筋トレによって傷んだ筋肉を修復するのに必要なたんぱく質が筋肉まで届きにくくなります。

そのほか、飲酒によって身体に不可欠なビタミン群の一部が失われてしまいます。ビタミンB1は疲労回復に役立ちますが、飲酒量が多いと、アルコールの分解に使われてしまいます。肝臓に負荷がかかるため、疲れが取れにくくなるので、翌日のトレーニングに影響してしまうリスクもあります。

●体脂肪が付きやすくなる

チューハイなど糖質を多く含んだお酒は身体に脂肪がつく原因になってしまいます。また、お酒を飲むとついつい欲しくなるようなおつまみは、脂っこく塩分が多いので、せっかく筋トレによって筋肉量が増えても、締まりのない身体になってしまう可能性があります。

●睡眠が浅くなる

お酒を飲むことで睡眠が浅くなってしまうため、脳や身体の疲労が溜まりやすくなってしまいます。これは、アセトアルデヒドが睡眠のサイクルを乱すことが原因と考えられています。

とくに筋トレ後は良質な睡眠が必要です。就寝前の飲酒などは特に避けるべきでしょう。

●脱水症状に陥りやすい

アルコールには利尿作用があるため、身体の水分が体外に排出されやすくなります。飲酒時に水を飲んでいないと、より脱水症状になる危険性が高まります。脱水症状になると、筋肉だけではなく身体全体に大きな負担がかかってしまいます。


そんな筋トレ後にお酒が飲みたい時の対処法

蒸留酒を選ぶ

できる限り、ウイスキーやスピリッツ(ジンやラムなど)の蒸留酒を飲むようにしましょう。これらの蒸留酒は基本的に糖分を含まないため、余計なカロリーを摂取してしまうのを防げます。ただし、アルコール度数が高いものが多いので、飲みすぎには注意が必要です!!

次回は『酒・たばこと癌』について書きますね!

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